3月25日、さわやかな春風の吹く晴天のこの日、5人の卒園児たちは多度志の保育を修了し、小学校へと巣立ちました。
園には、5人の保育生活の総仕上げにすばらしい木版画の卒園制作が残されました。
卒園証書を手渡され、在園児や保育者、家族、地域の人たちを前にうたごえ、太鼓を披露し、最後はすべての参列者とかたい握手を交わして、涙のお別れとなりました。
卒園児のご家庭のみなさま、心からお祝い申し上げます。そして、ほしぐみのみなさんとのすばらしい毎日をありがとう。
毎年恒例の、アートホール東洲館&喫茶ふれっぷでの「子どもの版画展」。大勢の方にご来場いただきました。
先日、子どもたちもバスに乗って見学に行ってきました。
1月なかばから、いよいよ今年の卒園生制作「木版画」づくりが始まりました。下絵づくりでで、絵筆を持って思い思いに保育園生活の出来事を表現します。
30年にわたって木版画を指導いただいた齋藤悳先生が、去る11月25日、お亡くなりになりました。長年にわたり多度志の子どもたちを応援し、保育者を支えて下さり、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
お誕生会、おいもパーティにそれぞれ吉田野乃子さん、アグロメレの皆さんが素敵な演奏にお出かけくださいました。
ののこさんはNYで音楽を学ばれた岩見沢出身のサックス奏者。
アグロメレは深川西高吹奏楽局OBのグループで、ホルンやアルトサックス、トランペットなど、演奏と子どもたちの楽器体験もお願いしました。
すてきな演奏のお礼に、子どもたちも元気な歌声を披露しました。
保育園の全職員を対象にした園内研修「感染症対策講習会」が行われました。
保育園などの集団環境では、カゼやインフルエンザだけでなく、胃腸炎やノロウィルスなどの流行に注意しなければなりません。
ご家庭でも子どもたちやご家族の体調がすぐれないときは、無理をせずにお休みさせて下さい。また、お休みなどでショッピングセンターや人が集まる場所へ出かける際は、万全の予防と、おうちに帰ってからの「うがい」「手洗い」を忘れずに。
講習では吐物処理の仕方や感染源の拡大予防について確認しました。ご家庭でも応用できますので、関心のある方は保育園で資料をお分けします。
ことしのりんご狩りは、音江の藤原果樹園さんにお出かけしました。
秋晴れの下、さっそく「おいしいリンゴの採り方」を教えてもらい、子どもたちは思い思いにリンゴの木を巡り、目当てのリンゴをもぎとります。
ほしぐみさんはこの後ちょっとお散歩です。目指す先はトトロ峠。文字どおり、トトロの猫バスが待っています。子どもたちはおなか一杯リンゴを食べて、お土産も持って帰りました。
七夕盆おどり
PT会&学童のバザー、恒例の提灯行列が町内を練り歩きました。子ども盆踊り、多度志音頭をめいっぱい踊って、花火も楽しみました。
ほし・つき合同お泊り会は、なんと全員が忍者(にんじゃ)に変身!
秘密の地図をもらったにんじゃたちは夜の暗闇さんぽもへっちゃら。
一緒にご飯をつくって、お風呂にも入って、保育園でにんじゃたちのドキドキ合宿を楽しみました。
月に1度のお弁当の日。
朝から心をこめて作ってくれたお弁当をみんなに自慢したあとは、お互いのおかずをばくりっこして、おいしくいただきました。
お弁当おいしかったよ!ありがとう!
一足先におイモの収穫がありました。
みんなで植えたイモが、こんなに大きくたくさん実って、子どもたちもびっくりです。
秋風を感じる8月のおわり。
五右衛門風呂にはいるためには、薪割りがほしぐみさんの仕事です。
重たいマサカリを振り上げて、全身に力をこめて薪を割ります。
あったかーいお風呂は、大きな釜に薪をくべて沸かした五右衛門風呂。
全員でカラダもココロもあたたまる一日でした。
気持ちいいなぁ。
夏のほしぐみ(年長)キャンプは、15・16日の1泊で雨竜沼湿原へ行ってきました。
沢のぼりやキャンプの食事づくり、テントでお泊り、翌日にはお天気にも恵まれて、みんな元気に雨竜沼へのぼりきりました。
ちょうど取材に来ていたNHKのカメラに収まった子どもたち。
来る7月22日(金)18:10からの「ほっとニュース北海道」のなかで観られるかもしれません。お楽しみに。
閉園後、保育者たちで旭川の「こども富貴堂」さんに絵本を買いに行ってきました。
毎年、PT会のおかあさん、おとうさんたちから絵本購入費をご寄付頂いており、買わせていただきました。ありがとうございました。
今度の親子遠足(カヌーで川下り)でも披露したいと思います。
先日の「夜まで保育」につづいて、ほしぐみさんのお泊り会がありました。
午前はあめ降りさんぽに出かけましたが、どしゃ降りのため途中で戻ってきました。
午後は一緒に夕食づくり。カレーが見事に出来上がり、デザートには前日に作ったバケツプリンをおなかいっぱい頂きました。
温泉に入って、今年はじめてのお泊りはテントのなか。朝までみんなぐっすり休んで、朝食をいただいて解散でした。
今年初めての戸外給食。子どもたち自ら調理に参加してごはん作りを楽しみます。
5月のメニューは「やきうどん」。包丁を使って食材を刻み、炭で火をおこし、鉄板で炒めるのはほしぐみさんの仕事。はとぐみ、つきぐみも漬物を作ったり、調理を助けてくれます。
いつもは出来上がりを園庭で食べるのですが、日差しが少し強かったので保育園のテラスでいただきました。自分たちでつくるお昼ごはんは、また格別に美味しいのです。
今年の春は、とても暖かい(暑い)日が続きました。雪解けもみるみる進み、5月なのに30℃近い気温の日も。
暑いときはさっそく水遊び。水が出たら、泥んこ遊びに発展します。日差しに温められた泥んこが、実はとっても気持ちいいのです。
山菜採りも思わぬ暑さで大きく成長してしまいました。(写真はウドです)
今年もほいくえんの畑づくりが始まりました。運転手の澤田さんが3月から子どもたちと苗を育てて、土づくりも鈴木農場の完熟堆肥をすき入れ。
いよいよ種まき、苗植えにとりかかります。種いもを植えるのははとぐみさん。つきぐみ、ほしぐみはトマトやナス、きゅうりの苗を丁寧に植えてくれました。
これから朝夕の水やり、草とりも子どもたちみんなで取り組みます。いまから晩夏、秋の収穫が楽しみです。
保育園からのおねがい
~子どもはテレビから色々な影響を受けています~
先週の九州熊本・大分の地震で多くの方が亡くなり、大きな被害とともに余震が続いています。心からお見舞い申し上げます。
テレビのニュースで流れる速報や、スマホの地震情報のアラームなど、大人の私たちも落ち着かない週末を過ごしました。 余震のことや川内原発のことなど、遠く離れた北海道の私たちも不安がつのるばかりです。
このような映像を見たり、大人同士の会話を耳にしているであろう子どもたちはどのように感じているのでしょうか。「子どもには衝撃が強すぎるのでは」と心配になる方も多いと思います。
どうか、テレビの視聴を控えながら、子どもたちと積極的にスキンシップを図ってほしいと思います。
日本小児科医会の「子どもの心」対策担当で小児科医の内海裕美さんは「幼児が、災害の映像を繰り返し見ると、自分の身にも何かが起きるのではと不安になる」と指摘されています。また、東京成徳大学の加藤理教授は「子どもは自分で判断が付きにくい。映像の中に自分も入っているのではないかと感じてしまう。」といい、「(テレビ映像を)現実に自分の身に起きていることと捉えてしまうおそれ」があり、震災の映像から受ける影響が強いというのです。
子どもたちに今すぐ不安な表情や態度などが出なくても、私たちも子どもの頃の怖い体験を思い出すように、時間が経ってから子どものストレスが表に出てくる場合があります。(いわゆるPTSD。)
◎どんな生活をこころがけたらいいの?
◆テレビで情報収集する場合、時間を限って親子で一緒に見るか、子どもが寝た後にする。
◆子どもが興奮しないように、夕食後、就寝前の視聴は避ける。
◆被災地の映像に、「何があったの?」など子どもが説明を求めてきたら、誤魔化さずに丁寧に答える。
◆「みんな頑張ってるから大丈夫」「お友だちも頑張ってるよ」などと安心させる言葉を必ず加える。
◆親が恐怖や不安の表情やつぶやきを見せると、子どもは敏感に察知して不安になるものです。
◆大人の責任として、子どもが安心できる環境や雰囲気をお家のなかで作っていきましょう。
◎寝つきがわるい、食欲不振、体調不良など、子どもに変化を感じたら
◆いつも通りの生活=「睡眠や食事、遊びなど、子どもの日常を保つ工夫」をしましょう。
◆子どもたちは大人の安心と愛情のようすから、不安を乗り越えていきます。
◆それでも気になったら、保育園にご相談ください。一緒に考えていきましょう。
◎現実とテレビの区別をつけるのは子どもの成長の過程で大事なことです。
◆そのためには、テレビやスマホと上手に付き合うための、親のていねいな説明が必要です。
◆やはり子どもたちにとって、テレビやスマホが与える悪影響も真剣に考えなければなりません。
◆子どもが自分の身の回りの情報を正しくとらえて、自分で考えていくために、大人が考えて配慮してあげることを、保育園と一緒に取り組んでいきましょう。